天龍寺

天龍寺

雲龍図で有名なお寺で法堂の天井に龍が描かれています。嵐山を借景にした庭が美しい世界遺産です。

天龍寺の基本情報

よみがなてんりゅうじ
建立年1345年(貞和元年)
アクセス京都駅からJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車
京都駅から京都市営バス28号系統「嵐山天龍寺前」下車
四条河原町から京都市営バス11号系統「嵐山天龍寺前」下車
三条京阪から京都市営バス11号系統「嵐山天龍寺前」下車
駐車場100台 1000円(8:30~17:00)
拝観料庭園(曹源池・百花苑)
 高校生以上 500円 小中学生 300円 未就学児 無料
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)
 庭園参拝料に300円追加
 8:30~16:45 (受付終了16:30)
法堂「雲龍図」特別公開
 一人500円(上記通常参拝料とは別)
 ※土日祝日のみ[春秋は毎日公開期間あり]
 9:00~16:30 (受付終了16:20)
 (10/21~3/20は16時閉門 受付終了15:50)
拝観時間8:30~17:00(受付終了16:50)
住所〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話075-881-1235
公式サイトhttp://www.tenryuji.com

天龍寺の歴史

天龍寺の建造と天龍寺船

天龍寺は禅僧夢窓疎石が足利尊氏に進言して1339年(暦応2年)に建設がはじまり、1345年(貞和元年)に開堂法会が行われました。天龍寺の建造資金を調達するために幕府は貿易船の発遣を許可し、この天龍寺船に建造資金を納めさせました。

京都五山

五山とは禅宗寺院の寺格を表す言葉で、後醍醐天皇が五山を指定した後、何度かの制度変更を経て室町時代に確立します。このとき京都五山と鎌倉五山にわけられて更に別格で南禅寺があります。天龍寺は寺の完成前から五山に列して、第一位になったり足利義満により相国寺の下位の第二位に変更され、義満の死後1410年(応永17年)に再び第一位に戻されました。

度重なる火災と復興

天龍寺は何度も火災に見舞われています。応仁の乱でも消失し再建され、幕末の蛤御門の変では逃げ込んだ長州兵に幕府軍が砲撃し、伽藍が全焼しました。

天龍寺の関連情報

雲龍図について

法堂の天井には雲龍図があります。1864年(元治元年)に鈴木松年(すずきしょうねん)により描かれました。現在のものは1997年(平成9年)に天龍寺開山650年を記念して、加山又造によって描かれたものです。

天龍寺の境内

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